流局とは、あがり以外の要因で局が終了することです。
これには、荒牌、三家和、四風連打、四槓散了、四家立直、九種九牌があります。
誰もあがれないまま牌山からツモれる牌がなくなった場合は、流局となります。このような流局のことを荒牌と呼びます。
ただし、荒牌時に流し満貫が成立していた場合は、そちらを優先し、流局としてあつかわれません。
三家和は、あるプレイヤーの打牌に対して、他の3人全員が「ロン」あがりをした場合に流局とするルールです。
点棒の受け渡しはなく、次の局へ移ります。
四風連打は、4人全員が、最初の第一打牌で、同じ風牌を捨てた場合に流局とするルールです。
四槓散了は、同一の局で複数のプレイヤーがカンを合計4回した場合に流局とするルールです。
ただし、複数ではなく、1人のプレイヤーが4回のカンをした場合は、四槓子のテンパイとして続行します。
この場合、他のプレイヤーはカンできません。
四家立直は、同一の局において、4人全員がリーチした場合に流局とするルールです。
九種九牌は、配牌後の第一ツモで、手牌の中にヤオ九牌が9種類以上含まれていた場合に手牌を公開して流局とすることが
できるルールです。
ただし、自分のツモより前にポン、チー、カンが行われた場合は無効となります。
流局にするかどうかは任意で、条件を満たしていても本人が流局を宣言しなければ、そのまま局は進められます。